
院長塩之谷香
1985年金沢医科大学卒業後、名古屋大学医学部整形外科に入局。江南昭和病院や名古屋大学医学部附属病院などで研鑽を積み、「足と靴」についての研究も行う。1995年から同院での診療に携わり、2018年に2代目院長に就任。「足と靴」に関する専門的な診療には、遠方から通う患者も多い。超弾性ワイヤーによって爪を固定する、巻き爪の治療も行っている。
「足と靴」という専門的な観点から
足と爪に関するトラブルを解決に導きます
すてきなデザインの靴なのに、履いているうちに足が痛くなり、歩けなくなってしまう。そんな経験を持つ方は、意外と多いのではないでしょうか。私自身も若い頃から靴選びに苦労してきたのですが、どこにも相談する場所がありませんでした。そんな中でドイツ靴医学に出会った私は、整形外科の医師として、足の外科に真剣に取り組むようになりました。
以来、20年以上にわたって、靴店・義肢装具士・医師がタッグを組み、「足と靴」に特化した診療を行っています。足の形は千差万別で表情豊か。靴に関する正しい知識を身につけ、自分の足に合った靴を履くことで、足にかかる負担が軽くなります。適切な治療と正しい靴選びによって足のトラブルの解決へと導いていきますので、「足と靴」に関するお悩みがある方は、お気軽にお越しください。
また、当院には、巻き爪がなかなか改善しないまま、何年も苦しんできたという患者さんも大勢いらっしゃいます。爪のトラブルは相談先に迷ってしまいがちですが、ぜひ爪や足に詳しい専門の医師がいるクリニックにご相談ください。
副院長市川義明
大学病院や豊川市民病院にて整形外科の幅広い研鑽を積み、2019年4月から同院の副院長として診療を行っている。日本整形外科学会整形外科専門医。病院勤務で培った経験を生かし、地域のため、足靴爪に悩む患者のために力を尽くしている。
お一人お一人のお困り事に親身に対応し
適切な治療で症状の改善をめざします
立つ・歩く・走るなど運動器として重要な役割を担う一方、足は履き物によって動きを制限される時間が長く、革靴やハイヒールなどによってトラブルに見舞われてしまう方も少なくありません。病院勤務時代は数多くの診療や手術に携わり、さまざまな足のお悩みに対応してきましたが、足の疾患を専門とする整形外科の医師は少ないのが現状です。
私自身も「足の疾患について詳しくなりたい」と思いながらも学ぶチャンスに恵まれなかったのですが、足分野で活躍する院長先生のご厚意により、この歴史ある医院で足の外科手術を何度も見学させていただきました。そこで得た知識と経験を地域医療に役立てたいと思い、2019年の春から、理事長・院長両先生とともに診療を行っています。
足のトラブルのすべてが整形外科疾患というわけではありませんが、「足のことなら塩之谷整形外科に相談すれば何とかなる」と思っていただけるように、より良い医療で地域の皆さんを支えていきたいと思っています。
幅広く専門性の高い
医療を提供します
整形外科のスペシャリストが、高い専門性と経験を生かし、多様な整形外科疾患とリハビリテーションに対応します。
足と爪の専門医療を
提供します
自分の足に合った靴で生き生きと歩くための「足と靴」の専門診療のほか、巻き爪など足の爪にまつわるトラブルに対応しています。
先進の検査機器で
正確な診断をめざします
圧迫感や閉塞感の少ない「オープン型MRI」を用いて、通常のエックス線写真ではわかりくにい部分まで精密な検査を行います。
整形外科
整形外科では、背骨と骨盤、四肢に現れたトラブルを治療します。体の芯になる骨や関節と、それを取り囲む筋肉や神経に現れたさまざまな異常を診断し、手術や薬物療法、リハビリテーションなどによって機能的な改善をめざします。スポーツや交通事故、労働災害による打撲や捻挫、骨折をはじめ、加齢による関節痛、骨粗しょう症、リウマチ、痛風など全世代の幅広い疾患に対応しています。
手の痛みやしびれ
当院では、「手根管症候群」の治療にも力を入れています。手をよく使うミドル世代の女性に多い病気で、夜から朝にかけて手のしびれや痛みが出やすく、明け方に強まるという特徴があります。農業が中心の地域では昔から発症数が多いのですが、手根管症候群が良く知られるようになった現在でも見落とされやすい病気です。早朝の手の痛みやしびれが気になる場合は、受診をお勧めします。
「足と靴」の専門診療
爪の変形や外反母趾、扁平足、たこ、うおのめなど、足のトラブルは意外と多いものです。ところが、足の外科を専門的に診療できる整形外科医師の数は十分とは言えず、痛みがあっても相談先がわからないまま、足の悩みを我慢してしまう方が多いのが実情です。当院では「足と靴」に特化した診療を行っていますので、巻き爪の改善を含め、足のトラブルにお悩みの方はぜひ1度ご相談ください。
巻き爪・陥入爪の治療
爪にはもともと「巻く性質」があり、足の爪の場合は、立つ・歩くなどの動作によって足指に力がかかることで爪が平らに保たれます。足指に適切な力が加わらないと自然に巻き爪になってしまうため、当院では超弾性ワイヤーによって爪を固定し、平らにする治療を行っています。皮膚科での治療は消毒や塗り薬がメインになりますので、皮膚科で改善しない場合は整形外科の受診をお勧めします。
リハビリテーション
当院には広々としたリハビリテーションルームがあり、午後から予約制でリハビリを行っています。さまざまな筋力トレーニングマシンをはじめ、ウォーキングやランニングを行うトレッドミル、ドイツ製の温水マッサージ機、低周波療法機など設備機器も充実。リハビリテーション専門のスタッフが常駐し、機能の維持や改善をめざして、お一人お一人に丁寧なサポートを行っています。
爪の矯正治療で用いるワイヤー/1本4000円(税抜)
塩之谷整形外科
豊橋鉄道渥美線 向ヶ丘駅から車で5分